- 2026.01.28
【アドレナリンの凄さ】「贋作・オセロー」
「贋作・オセロー」初日まで、あと6日。 通し稽古を2回。全員が全員プレーで走り続けている。 誰も自分のために芝居をしていない。 次へ、次へと、全力でバトンを渡していく。 板の上では疲れを感じない。 終わってから、足の血やアザに気づく。 でも、そんなことはどうでもよくなる。 人生で何回あるだろう、体を賭けて挑める瞬間が。 上演できること自体が、奇跡だと思っている。 最高を届けるため、全員でゴールテープを獲りにいく。
「贋作・オセロー」初日まで、あと6日。 通し稽古を2回。全員が全員プレーで走り続けている。 誰も自分のために芝居をしていない。 次へ、次へと、全力でバトンを渡していく。 板の上では疲れを感じない。 終わってから、足の血やアザに気づく。 でも、そんなことはどうでもよくなる。 人生で何回あるだろう、体を賭けて挑める瞬間が。 上演できること自体が、奇跡だと思っている。 最高を届けるため、全員でゴールテープを獲りにいく。
「贋作・オセロー」初日まで、あと7日。 通し稽古を2回終えるたび、立ち上がれないほど消耗する。 腹で声を出し、頭が割れそうになるまでやり切る毎日。 それでも思う。――青春してるな、と。 青春は年齢じゃない。 情熱を持って、挑戦し続けている“今”そのものだ。 辛いのに楽しい。 想いはただ一つ、最高のものをお客さんに届けること。 大人たちが本気で集まり、全力で創るこの時間。 確実に、僕は青春時代だ。
「贋作・オセロー」初日まで、あと8日。 本気で、生きてますか? 演劇で嫌われるのは「予定調和」。 先が分かっている芝居は、エネルギーが死ぬ。 結果がどうであれ、 目の前の出来事に全力で向き合う。 それが、人を惹きつける。 演出家は言った。 「固めなくていい。獣になってください」 何が起こるか分からないから、目が離せない。 残り8日。獣のように、本気で生きる。
「贋作・オセロー」初日まで、あと9日。 演劇のチケットは、僕にとって“信頼の証”。 結果が約束されないものに、先に時間とお金を差し出してもらう行為です。 案内の反応は、5割スルー、3割スタンプ、2割返信。 正直、この数字に向き合うと心が折れます(笑)。 それでも「行けないけど頑張って」は、僕は嬉しい。 スルーより、ずっと気持ちいい。 残り9日。 本番まで毎日、作品創りも告知も、やり切ります。
今日は初めての通し稽古。 見える景色も、得られるものも、まるで違う。 シーン稽古はミクロ。 感情や間、呼吸を磨く時間。 通し稽古はマクロ。 物語を一本の生き物として立ち上げる時間。 経済と同じで、 マクロだけでも、ミクロだけでも足りない。 終わった後の第一声は「酸素!!!!」 究極のチームプレイとバトンリレー。 妥協せず、最高を創る。 …体力、つけなくちゃ!
「料理は器で食わせろ」 演劇も同じだと思っている。 作品が大事なのは大前提。 でもチラシなど、“目で楽しめる要素”が持つ力は大きい。 ただカッコいいだけじゃ足りない。 一瞬で世界観が伝わって、「面白そう」と感じさせること。 そこで今回は、 キャスト写真ではなく、全面イラストで攻めることにした。 全信頼を置く、もりいくすおさんに世界観を託し、 400年前と現代が交差する一枚が生まれた。 始まる前から、ワクワクさせる。 すでに、エンタメだ。
「料理は器で食わせろ」 演劇も同じだと思っている。 演劇は、何を観せられるかわからない状態で チケットを買ってもらう表現だ。 だからこそ、 「これはきっと面白い」と感じてもらう“器”が必要になる。 そのひとつが、チラシ。 そして今回、その核になるのが題字だった。 題字は、杉本健爾さんに書いてもらった。 『オセロー』と向き合い、想いを受け取った上で生まれたこの文字は、 舞台への期待を一層引き立ててくれる。 再演まで、あと13日。 感謝の念でいっぱいです。
俳優には大きく分けて 「緻密型」と「憑依型」があると思っています。 どちらが良い悪いではなく、在り方の違い。 僕は完全に緻密型。 計算に計算を重ねて芝居を作ってきました。 憑依型になろうとして、悩むのもやめた。 だからこそ迎えた 「贋作・オセロー」初演。 計算が、できなかった。 気づいたら、憑依していた。 緻密と憑依が同時に存在する、 不思議で危険な舞台。 それが「贋作・オセロー」です。
400年以上前に創られた『Othello』。 『Othello』を超要約すると、実はこれだけ。 「イアーゴの策略に惑わされたオセローが、 嫉妬・不安・プライドに飲み込まれて、 信じるべきデズデモーナを疑い、 自分の手で最も大切な愛を壊してしまう話。」 これだけなのに400年以上語り継がれてきたのは、 人間の本質が描かれているから。 「贋作・オセロー」は、 時代遅れの超アナログな娯楽として、 人間の本質をとことんむき出しにしていきます。
【無意識の一致】 先日の稽古で、気づいたら全員が裸足だった。 本番は裸足。 稽古場はたまたま土足禁止。 それでも、誰一人シューズを履かなかった。 無意識のうちに、もうスイッチが入っていたんだと思う。 稽古は準備であり、同時に勝負の場所でもある。 この「贋作・オセロー」に、安牌は存在しない。 その瞬間の感情で、動きもセリフも変わる。 仲間を信じ、自分を信じ、全力でぶつかる。 毎回が勝負で、毎回が闘いだ。 明日も、全力で。